2014年09月20日

ヤラナイガー

『ヤラナイガー』

この先の追記は、この単語を知っている方のみお進みください。
知らない人には意味不明なものとなっています。

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posted by レクタード@wiz at 20:32| 千葉 ☁| Comment(1) | SS(その他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月13日

ある恋の旅路_6

小一時間後。

ガルシアの鍛冶屋の中で、
ラプルは土下座をしていた。

「そこをなんとか!シュバインウォルフ様!」

土下座の相手は、あの『ポークル』である。

「あん?敬称は?」
ポークルは、机の上に踏ん反り替えって、それを見下ろしている。

「<<天下一の生命力>>シュバインウォルフ様!どうか、ユニメンを紹介していただけないでしょうか…。」
「『かわいい〜』ポークルちゃんに何を言ってるのかねえ、このノムっこは。
 『ぼくう〜』にユニメンをどうこうする権威があるわけないじゃろう?」

「いや、でも、ぼ…あなたがユニマスなん、ですよね?」
「そうじゃよ。『絞り出す漢汗亭』のユニオンマスターなんだよ、わしは。
 貴様みたいな娘っこに『かわいい〜』とか、『ぼくう〜』なんて言われる筋合いはないわけ?わかる?」

「いや、ですからこうして頭を下げて…。」
「あー、いやだいやだ。これだからノムっこは。
 一発土下座して、胸強調してパンチラでもみせときゃ
 男なんてちょいろいとでも思ってるんじゃろう?」
「………。」

「はっきりいっておこう。」

ビシッっと、ポークルがラプルに指を突き付ける。

「わしは、すごい傷ついた!だから、貴様がユニメンに接触するのを、
 ユニマス権限で、全力で阻止する!!」
「エエーーー!!」


「…うつわ、ちっさ。」
「だまれハゲシア。」
「ハッ……」


「どっ、どんなことでもいたしますので!欲しいのは、金ですか?地位ですか?名誉ですか?世界の半分ですか?」

「そんなもので漢は動かん!」

くわっ。
大きな目をカッと開いて、ポークルが叫ぶ。


「……漢は、誇りの為に生きるものだ。」


「えっと…、『承認欲』で生きてるってことですかね?」
「えっ、違う。己の信念に従ってだな…。」
「でも私から子ども扱いされたら、『誇り』ズタズタになってましたよね?それって、他人に認められたいってことじゃ…。」


「ええい、五月蠅い!いいからもう出てけ!」


「おまえんちじゃねえぞ、ここは。」
「だまれガルシム。」
「…俺は、手足のびねーぞ!」


「…わかりました。面倒なので、実力行使します。」
ラプルがすっと立ち上がり、拳を構える。

「ほうっ…。おもしろい。このわしとやろうてか…。」

ゴゴゴゴゴッ
強者のオーラを立ち昇らせながらポークルが立ち上がり、


――数分後。
亀甲縛りで、天井から中釣りにされてしまった。
posted by レクタード@wiz at 20:00| 千葉 ☁| Comment(0) | ある恋の旅路(未完・放置) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月06日

ある恋の旅路_5

2.命を大事に

当然である。

『解体後、ほとんどのメンバーは後継のユニオンに入りましたよ。』
男は、さっさとその後継ユニオンのメンバーがたまり場としている場所を教えて去って行った。

「えーと、商店街の水晶屋の隣…。」
その場所にやってきたラプルが見たのは

「ふん!」
「くあー!」
「ふん!」
「どせえい!」

はげのヒュムおっさんが、横になった漢の腹に、金槌を叩きつける姿だった。

ドゴーン!
ドゴーン!

「うべらばあ!」

躊躇なく振るったラプルのウインドノックが、はげおっさんこと、鍛冶屋のガルシアを吹き飛ばす。

「なにをやっているんですか!あなたは!」
「なにって…。」

「『筋トレ』じゃよ、ノムっこ。」
金槌を打ち付けられていた漢が、応える。

「筋…トレ?」
「そうじゃ。みよ!この腹筋を!」

ババーン!

漢は、見事に割れ切った腹筋を、これ見よがしにピクピクと動かす。

「極限まで物理防御力を高めたこの身体には、金槌でもうちつけねば、物足りないのじゃ。」
「………。」

「ふむ。ノムっこにはちと、刺激が強すぎたかな。」
漢は立ち上がると、半裸の上半身にシャツをバサッと羽織る。

「あっ、あの…?」
「なんじゃ?この肥大した上腕二頭筋でも触りたくなったか?」


なでなでなで…


「………。」
「キャー!何この子、かわいいー。」



なでなでなで…


「………。」
「ねえ、『わし』とか『じゃ』とか、なんでドワーフみたいなしゃべり方してるの?かわいいんですけどー。」



なでなでなで…


ラプルが、見事な肉体の『ポークル』の頭をなでている。

「かっ、かわいいじゃと……?」
わなわなと、漢が怒りに震える。

彼に対して、『その言葉』は禁句だった。

「ノムッこ!ゆるさんぞ!」

ブンっ!

漢の、男女平等グーパンチが飛ぶ。


スカッ。
ブンっ!
スカッ。


「頭を、抑えるなああああああ!」
ラプルに頭を押さえられて、パンチが届かない。

「力強いんだねえ、ぼくう。でもおねえさんも、力持ちなんだよ。」
「この*******があ!」
「キャー!汚い言葉をつかうポークルちゃん、かわいー。」


「………。」
「おいっ、ガルシア!仕事中になにさぼってるんだ!」
「あっ、師匠すいません!」
「『絞り出す漢汗(かんかん)亭』の奴らなんかほっとけ。相手してたら日が暮れちまうぞ!」
「へい!」

     
posted by レクタード@wiz at 08:32| 千葉 🌁| Comment(0) | ある恋の旅路(未完・放置) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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